CloudGarageでWordPressが使えるOSイメージが多い件

この記事は #CloudGarage Advent Calendar 2018 19日目 の記事です。

アドベントカレンダーも後半です、クリスマスも近づいて来ましたね。
みなさまクリスマスの予定は決まっていますか?
ちなみに、私は決まっていません。というか家に引きこもってゲーム三昧だと思います。

さて、アドベントカレンダーということで、何を書こうか迷ったわけですが、
これまで専用サーバとかVPSとかいろいろ使ってきたんですが、
CloudGarageにPleskが載っかるようになって個人的なサーバをすべて
CloudGarageにお引越ししました。

なので、お引越しの話でも書こうかと思いましたが、
scpでファイルコピーしました。めでたしめでたし。と1行で終わってしまう勢いだったので
ちょっとひねり出して考えてみました。

『CloudGarageってWordPress使えるOSイメージ多いんじゃない?』

BOXプランしかなかった頃はこのblogでも使ってるWordPress/Ubuntuしか
存在しなかったのが、気がつけばいつのまにかKUSANAGIが使えたり、
PleskでWordPressを簡単便利に管理できるようになってたりと、なんだかんだで
簡単にWordPress環境を構築できるOSイメージとプランが増えてました。

ということでどれを使えばいいのかわからなーい。という状態になりそうなので、
ちょっと実際に試してみてどのテンプレートがどんなものなのかを解説してみたいと
思います。

画像の通りアプリケーションからOSイメージを選択するとWordPressがすぐに
使えそうなイメージが3つほどあります。
WordPress/Ubuntu-16.04-64bitは初期の頃からあるOSイメージでUbuntu環境に
WordPressのファイルが置いてあるとてもシンプルなOSイメージです。
KUSANAGI/CentOS-7.3-64bitはご存知高速WordPress環境を構築できるKUSANAGIが
入ったOSイメージです。
Plesk/CentOS-7.3-64bitはサーバのコントロールパネルとしてPleskがインストール
されるOSイメージです。

OSのバージョンや入っているパッケージなどいろいろ違う点はありますが、
インストールして簡単な作業をするだけですぐにWordPressでサイト構築できる点は
共通しています。

それぞれセットアップ方法の詳細を書くと長くなってしまうので簡単に
まとめますが、Wordpress/Ubuntu-16.04-64bitは過去にこのblogで触れていますが、
インスタンス起動後に/root直下にあるwordpressにあるファイルを/var/www/htmlへ
移動してMySQLのデータベースとユーザの作成を行えばOKです。
その後ブラウザでアクセスするとWordPressのセットアップ画面になります。
KUSANAGI/CentOS-7.3-64bitはインスタンス起動後にkusanagiコマンドで初期設定を
行い、ブラウザでアクセスするとWordPressのセットアップ画面になります。
Plesk/CentOS-7.3-64bitはPlesk画面上からWordPressのアプリケーションを
インストールするだけ。
サポートサイトなどにもセットアップ方法が書いてあるので参照すると良いですね。

さて、ではこの3つのOSイメージとWordPressホスティングプランの4つからWordPressの
動作する環境を選ぶことができるわけですが、どれを選べばいいのかを考えます。

まず、導入の難易度から考えます。
WordPress/Ubuntuは基本的にコマンドでの操作でインストールを行う必要があるため、Linuxコマンド操作が可能であることが必須条件になります。
Linuxコマンド操作に不慣れだとハードルが高いですね。
次にKUSANAGI環境ですが、CloudGarageのOSイメージでは初期設定等コマンドが
必要になります。
同じくKUSANAGIを使っているWordPressホスティング環境ではインタンス起動後に
ブラウザでアクセスするだけでWordPressの設定画面になるので難易度が下がります。
PleskはGUIがあるので、コマンド操作に不慣れであればGUIでWordPressのインストールを
完結できるPleskを選ぶのが簡単ですね。
PleskではWordPress Toolkitもインストールすると複数サイトやバージョン管理なんかも
簡単にできるのでサイトを複数作って管理したい場合にも向いていますね。

コマンド操作に慣れているかどうかで判断するというのは1つの手段ですね。

次に速さをベンチマークで比較してみました。
ベンチマークは自分のPC(Mac)からabを使い計測してみました。
スペックを合わせるため、CPU 2Core メモリ2GB SSD100GBの環境で計測しています。
KUSANAGIについてはWordPressホスティングプランを利用しています。

結果は以下の通り。
WordPress/Ubuntu
Failed requests: 0
Requests per second: 53.62 [#/sec] (mean)
Time per request: 1864.981 [ms] (mean)
Time per request: 18.650 [ms] (mean, across all concurrent requests)

KUSANAGI(WordPressホスティングプラン利用)
Failed requests: 0
Requests per second: 92.36 [#/sec] (mean)
Time per request: 1082.686 [ms] (mean)
Time per request: 10.827 [ms] (mean, across all concurrent requests)

Plesk(インストール直後のデフォルト状態)
Failed requests: 0
Requests per second: 7.72 [#/sec] (mean)
Time per request: 12948.650 [ms] (mean)
Time per request: 129.487 [ms] (mean, across all concurrent requests)

Pleskが圧倒的にパフォーマンスが低くなってしまいました。
これはPleskのインストール直後のデフォルトがPHP5.4であるとかApacheモジュールを
利用しているとか、そのあたりがパフォーマンスが低下する要因になっています。
PleskはGUIでPHPの実行環境を変更できるので古いバージョンのPHPを使う明確な
理由がなければセキュリティ面、速度面も改善しているPHP7系に変えてしまいましょう。
ドメイン→PHP設定から変更できます。

Plesk(PHP7.2.13、FPMアプリケーション+nginxに変更)
Failed requests: 0
Requests per second: 46.19 #/sec
Time per request: 2165.114 ms
Time per request: 21.651 [ms] (mean, across all concurrent requests)

ベンチマークのスコアがかなりあがりました。GUIの選択一つでここまで変化するのは
すばらしいですね。

比較してみるとKUSANAGIが圧倒的です。他の環境と比べて2倍近いRpsが出ています。
Pleskはデフォルト状態だとPHPの実行環境の問題もありかなり低速ですが、
変更することでWordPress/Ubuntuと遜色ない結果となりました。
ということで、速度を求めるサイトであればKUSANAGI環境を採用するのが良さそうです。

まとめ
GUIで簡単に複数サイトを管理したい場合はPlesk
サイトのレスポンス速度を求めたい場合はKUSANAGI
自分で色々サーバ環境含めて弄りたい場合はWordPress/Ubuntuもしくは自分の好きなOS
みたいな感じで選べばよいのではないでしょうか。

余談
この記事を書いている最中にブラウザが落ちるという不運に見舞われましたが、
自動保存されていて事なきを得ました。
すばらしいですねWordPress。

書き終わったたあとで気づいたけど、
数年前に書かれたとあるアドベントカレンダーのネタと丸かぶりしてて焦る。
でもいまさらなのでこのまま世に出します。

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